Amazonで出品用アカウントを作り、商品を仕入れたあと、多くの初心者がつまずくのが「商品ページに何を書けばいいか分からない」という段階です。商品仕様文と商品説明文はどう違うのか、商品タイトルはどう付ければいいのか、迷ったまま空欄で出品してしまうケースも少なくありません。
この記事では、Amazon出品ページを構成する要素と、それぞれの書き方の基本を初心者向けに解説します。中古品を扱うことが多いせどりならではの「コンディション説明」の書き方や、規約違反にならないための注意点まであわせて紹介します。
Amazon出品ページは、商品タイトル・商品仕様文(箇条書き)・商品説明文・商品画像の4つの要素で構成されています。それぞれの役割を理解し、専門用語を避けてわかりやすく書くことが、返品やクレームを減らし、早く売るための基本です。中古品を出品する場合は、コンディション説明を省略しないことが特に重要です。
- 商品仕様文と商品説明文の役割の違い
- 商品ページを作る5つのSTEP(タイトル・仕様文・説明文・画像・コンディション説明)
- 規約違反にならないための注意点
- よくある失敗と対策
商品仕様文と商品説明文は何が違うのか
Amazonの商品ページには、似ているようで役割が違う2つの文章欄があります。
商品仕様文は、商品画像の右側に箇条書きで表示される部分です。サイズ・素材・色・付属品など、購入判断に必要な情報を短くまとめて伝える役割を持ちます。ページ上部に表示されるため、多くの購入者が最初に目を通す部分でもあります。
商品説明文は、仕様文よりも下に表示される、文章形式の欄です。仕様文だけでは伝えきれない使い方・使用シーン・注意点などを、より詳しく説明する役割を持ちます。
迷ったら「箇条書きで要点だけ伝えるのが仕様文」「文章でしっかり説明するのが説明文」と覚えておくと役割を混同しにくくなります。
書き始める前に準備しておく情報
商品ページの各欄は、いきなり文章として書き始めるより、先に材料を箇条書きで洗い出しておくとスムーズに進みます。仕入れた商品を手元に置き、次の情報を先にメモしておきましょう。
- ブランド名・正式な商品名・型番(パッケージや商品本体の記載を確認)
- サイズ・重量・素材・カラーバリエーション
- 付属品の有無と内容(取扱説明書・保証書・専用ケースなど)
- 想定される使用シーン・使う人(誰が、いつ、どんな場面で使うか)
- (中古品の場合)傷・汚れ・使用感の具体的な箇所
これらが揃っていれば、次のSTEPで仕様文・説明文・タイトルのどこに何を書くかを迷いにくくなります。
Amazon出品ページを作る5つのSTEP
ここでは、出品ページを作る際に確認する5つのSTEPを順番に紹介します。
商品タイトルは、検索結果とページ上部の両方に表示される、もっとも目に触れる要素です。ブランド名・商品名・型番・色やサイズなど、購入判断に必要な情報を過不足なく含めることを基本にします。先に洗い出した情報のうち、検索されやすく、かつ商品を正確に特定できる要素から順に並べると読みやすくなります。
検索されやすいキーワードを入れることは大切ですが、同じ単語を不自然に繰り返したり、商品と無関係なキーワードを詰め込んだりすると、規約違反として扱われる場合があります(詳しくは後述の「規約違反にならないための注意点」を参照)。文字数の上限はカテゴリーによって異なるため、出品時の入力画面や出品者ヘルプで確認しながら調整してください。
商品仕様文は、購入判断に直結する情報から順に、箇条書きで簡潔にまとめます。専門用語はできるだけ避け、実際に使うときのイメージが浮かぶ言葉を選ぶことがポイントです。
・サイズ:約◯cm×◯cm、重量:約◯g
・素材:◯◯製
・付属品:取扱説明書、保証書
・こんな方におすすめ:普段使いから旅行まで幅広く使いたい方
商品説明文では、仕様文で書ききれなかった使い方・使用シーン・お手入れ方法などを、文章でわかりやすく説明します。効果を保証するような表現(「必ず◯◯できる」等)は避け、事実に基づいた説明にとどめることが、返品や評価トラブルを防ぐことにもつながります。
普段使いはもちろん、旅行や来客時にも活躍するサイズ感です。お手入れは乾いた布で軽く拭くだけで、日常のお手入れに手間がかかりません。開封後は説明書に沿って組み立てをお願いいたします。
メイン画像は商品単体を背景白でわかりやすく写したものを基本とし、サブ画像で商品の全体像・細部・サイズ感・使用イメージなどを補足します。画像だけで商品の特徴が伝わるようにしておくと、説明文と合わせて購入判断がしやすくなります。
せどりでは新品だけでなく中古品を扱う場面も多くあります。中古品を出品する際は、コンディション説明欄に、傷や汚れの有無・使用感・付属品の有無などを具体的に書くことが欠かせません。
コンディション説明が曖昧だと、「思っていたものと違う」という返品やクレームにつながりやすくなります。良い点だけでなく、気になる点も正直に書くことが、結果的に評価やリピートにつながります。FBAで納品する場合も、納品前の検品時にコンディション説明と実物が一致しているかを必ず確認しましょう。
規約違反にならないための注意点
商品タイトルや商品説明文には、Amazonの出品ルール上、避けるべき表現があります。
・「今だけ」「期間限定」などの一時的な訴求表現
・「No.1」「ベストセラー」などの根拠のないランキング表現
・「必ず治る」「絶対に◯◯できる」など効果・効能を保証する表現
・同じキーワードを不自然に繰り返す、商品と無関係なキーワードを詰め込む
・他社ブランド名や無関係な商標を、自社商品の説明に紛れ込ませる
これらは検索結果への非表示や、出品自体の削除につながる可能性があります。最新のルールは変更されることがあるため、出品前に必ずご自身のセラーアカウントの出品者ヘルプ(Seller Central)で最新の規約を確認してください。
公開前のチェックリスト
商品ページを公開する前に、次の項目を確認しておくと、あとからの修正や規約違反によるトラブルを減らせます。
- タイトル・仕様文・説明文で、同じ内容を必要以上に繰り返していないか
- 効果・効能を保証するような言い切りの表現が残っていないか
- 「今だけ」「No.1」など、前述のNG表現に該当する言葉がないか
- (中古品の場合)コンディション説明が具体的に書けているか
- メイン画像・サブ画像が、説明文の内容と矛盾していないか
よくある失敗と対策
- 仕様文と説明文に同じ内容を繰り返してしまう: 仕様文は要点の箇条書き、説明文はその補足という役割分担を意識すると重複を避けやすくなります。
- 専門用語や社内用語をそのまま使ってしまう: 一般的な言葉に言い換えられないか、書いたあとに読み返して確認しましょう。
- 中古品のコンディション説明を省略してしまう: 「特に問題ありません」で終わらせず、具体的な状態を書くことがトラブル防止につながります。
- 効果を保証する表現を使ってしまう: 事実に基づいた説明にとどめ、断定的な表現は避けましょう。
商品仕様文・商品説明文の下書きを対話型のAIに作らせることは可能です。商品の特徴・サイズ・素材などの情報を渡し、箇条書き案や説明文案を出してもらうと、ゼロから書くより着手しやすくなります。
ただし、AIが作った文章をそのまま出品する前に、事実と違う記載がないか・誇大表現が混ざっていないか・規約に触れる表現がないかを、必ず自分の目で確認してください。AIの活用方法全般についてはせどりにAIをどう使うか、実践的な使い方はせどりでのAIの使い方もあわせてご覧ください。
※AIの回答だけで仕入れを決定せず、価格・手数料・販売条件などの一次情報も必ずご自身で確認してください。
Q. 商品仕様文と商品説明文の違いは何ですか?
商品仕様文は画像の右側に表示される箇条書きで、購入判断に必要な要点を短く伝える役割です。商品説明文はその下に表示される文章形式の欄で、使い方や使用シーンなどをより詳しく説明する役割です。
Q. 商品タイトルの文字数はどれくらいが目安ですか?
Amazonの文字数ルールはカテゴリーによって異なり、変更されることもあるため、この記事では具体的な文字数は断定しません。出品前に、ご自身のセラーアカウントの出品者ヘルプで最新の基準を確認してください。
Q. 中古品の場合、コンディション説明はどこに書けばいいですか?
出品時に用意されているコンディション説明欄に記載します。傷や汚れの有無、使用感、付属品の有無などを具体的に書くことで、購入後のトラブルを防ぎやすくなります。
Q. 商品説明文をAIに下書きさせてもいいですか?
下書きとして使うこと自体は可能です。ただし、事実と違う記載や誇大表現、規約に触れる表現が混ざっていないかを、公開前に必ず自分で確認してください。
Q. 規約違反にならないか不安な場合はどうすればいいですか?
「今だけ」などの期間限定表現、根拠のないランキング表現、効果を保証する表現は避けるのが基本です。最終的な判断に迷う場合は、出品者ヘルプやAmazonのサポートに直接確認することをおすすめします。
Amazon出品ページは、商品タイトル・商品仕様文・商品説明文・商品画像の4つの要素で構成されます。専門用語を避けてわかりやすく書くこと、中古品ではコンディション説明を省略しないこと、誇大表現やランキング表現を避けることが、トラブルを防ぎながら早く売るための基本です。出品用アカウントの準備からFBA納品まで一通り進めたら、この記事を参考に商品ページを整えてみてください。整えても売れない場合の価格改定・損切りの判断はせどりで売れないときの対処|価格改定と損切りの判断で説明しています。


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